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英語de軍事『四字熟語』 Vol.19

こんにちは、山本賢です。

立ち入り禁止地域に入るには執銃の警備員が必要不可欠である。

         

◎ 残虐非道な『イスラム国』の脅威   

                    

ジャナリストの後藤健二さんが『イスラム国』の人質となり、オレンジ色の囚人服を着せられ、殺害されてしまった。悪逆非道の行為である。このイスラム国、イラクのフセイン時代に軍人や諜報機関の凄腕諜報員等が樹立した国家であると言われている。

因みに、図上戦術等で自衛隊は、友軍を『青部隊』、敵の部隊を『赤軍』と呼称するが、米軍は、友軍を”Blue Force” 敵の部隊を“Orange Force”と呼称している。従って、オレンジ色には、『敵』だという識別と怨念が含まれている。

イラン・イラク戦争が勃発した1980年9月、不肖、山本賢は、陸上自衛隊の中央資料隊の技術科に勤務していた。任務は、戦車や装甲車等の軍用車両担当。突如として勃発したこの戦争について、陸幕長から『この戦争の行方について情勢報告をせよ』との指示があった。調査部の平野1佐〔後ほどソ連の駐在武官となり。中東で情報収集活動中に、毒を一服もられてマスコミの話題となった先輩である〕が実施することになった。そして、刺身のツマとして、不詳山本賢が『ソ連の戦車趨勢』を実施することに相成った。74式戦車の後継車としてどうするか?『74式戦車の大幅改造か?』それとも『新規開発か?』を陸幕長は、判断しないといけない。

当時は、今と異なり、中東に関する専門家は、日本国内に誰ひとりとしていなかったし、中東に関する本も市販されていなかった。

中東に関する資料は、もっぱらJI会議【イスラエルの駐在武官との会議】の資料と座間にある米軍の情報部隊からの資料依存していた。そして陸幕長に対する、情勢報告会の結論は、『イラン・イラク戦争は、両国の武器装備品と保有弾薬から戦闘推移見積もると、2~3ヶ月で終了する』という結論であった。この陸幕長に対する情勢報告会で、陸幕長から『見事な分析である』との高い評価を頂いた。がしかし、このイラン・イラク戦争は8年間も続いた。何やら日米開戦前の戦況推移見積もりと同じだと思った。

そしてアメリカは、何と、戦車に乗ってイランに攻め入るイラクのフセイン大統領を『青年将校』とヨイショと持ち上げ、フセイン大統領戦闘ぶりを鼓舞激励した。そして、この戦争は、何と7年間も続いたのである。そして、今度はフセイン大統領が、クエート侵攻したことで、湾岸戦争が勃発した。今度は、極悪非道な大統領とレッテルを貼られ、そしてブッシュ大統領の指揮する米軍に完膚なきまで叩きのめされてしまった。そしてフセイン大統領は、公開処刑されてしまった。そして、フセイン大統領の腹心の部下達も刑務所に収監され『オレンジ』の囚人服をきせられた。イスラム国の建国は、現代版『臥薪嘗胆』の物語でもある。

これまで中東に関する軍事情報、特にソ軍の兵器技術情報は、もっぱらイスラエルの駐在武官から、JI会議等で得ていた。情報は『Give and take』の世界。イスラエルからは、最新式のソ連のT-62の構造・機能、日本からは、64式戦車の製造技術。日本は、ちょうどこの時期研究開発を終え、次の新戦車を開発することを決定した。イスラエルは、メルカバ戦車を改造する為、日本の戦車製造技術を喉から手の出るように欲しかった。

この時、オイルショックが起きた。この事件以降、アラブの諸国の反発を恐れて、日本外交の表芸、『気兼ねと思いやり』で自主規制してJI会議を中止してしまった。

今回、防衛大学の同期生〔#6〕の二見宣さんの設立した『日本安全保障・危機管理学会』の名誉会長でもある安倍晋三総理が日本国旗の『日の丸』とイスラエルの国旗の『ダビデの星』をバックに『日本国は、ISILと戦う周辺各国に総額で2億ドル〔236億円〕の難民支援』を実施する』と全世界に声高らかに発表した。安倍総理絶好調!

この安倍総理の勇気ある発言は、これまでの日本の顔の見えない支援と異なり、日本の存在と旗幟鮮明とした国際貢献に対して、敬意を抱くと共に、40年前、JI会議でイスラエルの駐在武官に言われたことを思い出した。

 JA会議には、色々と思い出がある。イスラエルの駐在武官曰く:

日本の仮想敵国『対抗部隊』は、甲〔ソ連〕・乙〔中国〕・丙〔北鮮〕の三カ国ですが、我が国、イスラエルは『24個の仮想敵国に、十重二十重に包囲』されており、一度戦争に敗れたら最後、二度と『イスラエル』と言う国は存在する事が出来ません。世界史から抹殺されてしまうのです・・・・・・・・・・。国家を持っことが出来ないクルド人と同じ運命になります。

何と『孫子の兵法』第12 火攻篇の一節 『亡國不可以復存、死者不可以復生』 一旦戦争をして、もし負けると、滅んだ国は、再び再建することは、出来ない。死んだ者は、生き返ることはない。-  “War defeated country never revival again, it same as dead person never revival again ” so if Israel defeated by Arab countries attack in war, no more existence Israel county.  

山本賢の孫子の兵法は、良い本です。これを『自画自賛』と言う。

 

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孫子の兵法 第6 虛實篇

以下の『孫子の兵法』の第六 虚実篇は、〔財〕自衛隊援護協会より出版された『山本賢の孫子の兵法』Even monkey understand Mr. YAMAMOTO’s “Sun Tzu’s The Art of War”から民間人ににも解りやすく特殊な戦術用語を避け加筆訂正したものです。

山本賢の孫子の兵法は、良い本です。『自画自賛』

 

 

 

自衛隊援護協会の本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第6 虚實篇

Chapter 6: Empty and Solid

※ Comment :「虚」means Empty or Weak point –

:「實」means Solid or Full or Strong point–

 

【原典】

孫子曰、凡先處戰地、而待敵者佚、後處戰地、而趨戰者労。故善戰者、致人而不致於人。

【訓読】

孫子曰く、凡そ[兵を持ちうるに]先に戰地に處りて、敵を待つ者は佚し、後れて戦地に処りて、戰いに、趨く者は、労す。故に善く戰う者は、人を致して、人に致されず。

【和訳】

孫子はいう。およそ戦いの際には、先に戦場を支配する要点を占領して、後から来る敵を待って戦闘を開始する部隊は、有利な戦いを実施することが出来る。これに対して後から戦場に着いて、すぐに戦闘に参加しなければならない部隊は、苦戦をしいられる。これが『実』と『虚』である。

だから、戦い上手な指揮官は、常に自分が主導権を握って戦い、相手には、主導権を渡さない。つまり、敵を惑わすも、敵の作戦行動には乗らずに、敵の思いどおりにされない。

【英訳】

Sun Tzu said that in case of start combat, the force reached and occupied first key terrain where the favorable and advantage terrain

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孫子の兵法 第12 火攻篇

  以下は、山本賢の『孫子の兵法』から抜粋した文書であります。中国語、日本語及び英語の解説書です。『一石二鳥』ならぬ一石三鳥の優れものです。

自衛隊援護協会の

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  山本賢の背後の戦車は、ソ連製T-54戦車です。ポル・ポト軍と政府軍の激戦地パイリンにて。

Chapter 12 :  Fire attack

第12章 火攻篇  

【原典】

孫子曰、凡火攻有五、一曰火人、二曰火積、三曰火輜、四曰火庫、五曰火隊【随】。行火必有因。烟火必具。発火有時、時者天之晗乾也、日者月在箕壁翼軫也、凡此四宿者、風起之日也。

※ Comment : 火積【カセキ】means attack by fire to the food and rations store house.

※ Comment : 火輜【カシ】means attack by fire to the logistic support unit.

 

【訓読】 

孫子曰わく、凡そ火攻に五有り。一に曰く、人を火(や)く。二に曰く、積を火く。三に曰く、輜を火く。四に曰く、庫を火く。五に曰く、隊を火く。火を行うには、必ず因あり。煙火は、必ず素より具う。火を発するに時有り、火を起こすに日あり。時とは、天の乾ける日なり。宿の箕、壁、翼、軫に在るなり。凡そ此の四宿【箕・壁・翼・軫】の者は、風の起こる日也。

※ Comment : 四宿【箕(キ)・壁(ヘキ)・翼(ヨク)・軫(シン)】means Chinese divided the celestial sphere into twenty-eight equal section, the equator which is pass route of sun divided by 28 and四宿means

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