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英語軍事『四字熟語』Vol.16

  『英語de軍事『四字熟語』 VOL.16

                       

こんにちは、山本賢です         山本賢

 

◎『大同小異』; 武器と人道支援器材

 

 

                                                                    山本賢の似顔絵

 2014年10月5日曜日のNHKのドキュメンタリー報道『防衛装備移転の最前線武器輸出』を見た。興味津々、クローズアップ現在の再放送も見た。戦後始めて日本の武器装備品の展示武器見本市〔フランスのパリ〕に『日本武器展示ブースが設けられた』等の日本の民生/軍事技術が先端技術兵器に使用されているかについて報道下番組であった。

 このNHK報道番組の中で、OD色(Olive Drab;国防色、軍用暗緑色)に塗られた日立山梨株式会社(日建)の技術の粋を集めた『潅木除去機』の模型映像が放映された。

同時に、筆者は、陸上自衛隊で対戦車地雷の敷設訓練を実施したり、またこの地雷の除去訓練も受けた。地雷を上手に埋設すると、自分で埋めた地雷にも拘らず、埋めた場所を見つけ出すのに苦慮したこともあった。つまり、地雷除去という作業は、軍事行動の範疇でもあるので『地雷除去機』は、『武器』と見なされていた。

従って、戦後処理の一環としての地雷除去活動をするのにもかかわらず、地雷除去機は、武器と見なされ、わが国は、地雷除去機は、武器であるので、平和憲法を有する、日本国は、地雷除去機を外国に輸出することは、出来なかった。

日本国の平和憲法の精神で禁止されている武器輸出の盲点を掻い潜って、地雷被災国に輸出することの出来る、世界に冠たる『潅木除去機』を開発した。

カンボジアのジャングル等の地雷原での地雷除去作業で、その70%は、潅木の除去や草刈である。実際の地雷処理に関わるのは、30%である。

潅木除去機の作業割合

 

 

 

潅木除去機

潅木除去機とは、戦後に残された『地雷原に敷設された地雷』を処理するにあたり、その作業の約70%は、潅木や雑草の除去作業であり、残りの約30%が地雷を探知・除去する作業である。つまり、戦後処理の地雷除去作業は、ほとんどが潅木の除去や草刈作業である。潅木除去と草刈を実施した後に初めて、地雷探知機を使用するのである。地雷探知機のエコーで金属物体や地雷を発見し、これがただの金属破片か、地雷かを確認する、プロッダーによる突き刺し地雷の種類、対戦車地雷か?対人地雷か?はたまた不発弾か?を確認した後に、地雷や不発弾を掘り出す。戦闘時の地雷処理で、このプロッダーを持ち合わせていない場合には、銃剣を使用することもある。不肖、山本賢が手に持っているのがプロッダー。

プロッダー

 

地雷除去機

ところが、『潅木』や『竹やぶ』を切り倒す、bit付き回転ロータの『アタチメント』を取り外し、地上で回転ローラを回転させると地雷除去が可能となる『優れものである』。つまり、潅木除去機から地雷除去機へ、用途変更の出来る優れものである。

RPG-7の破片

中国製対戦車ロケット弾の破片;RPG-7。潅木除去機をアタチメントを取り外して、地雷除去機として使用していたところ、中国製RPG-7に触れ爆発。不肖、山本賢が手にした時は、この破片は、熱かった!

ローターリー・カッタの刃

多くの外国製地雷除去機〔軍が使用する武器〕がある中、この潅木除去機ような類まれなる地雷を除去する際の潅木を除去するための機械は、地雷被災国の惨状を救いたいとの『熱き想い』で、山梨日立建機の雨宮清社長と中込璋研究開発部長が開発したのが『潅木除去機』である。つまり、武器等製造法に抵触しない優れものである。脱法『ハーブ』ならぬ脱法『地雷処理機』である。

潅木除去機と中込璋氏

雨宮社長の最も信頼をおく中込璋さん曰く『潅木除去機:ブッシュカッターの国連のお墨付きを得るのか大変でした』と。この中込さん、発展途上国126ケ国を訪れて、外務省やJICAのお仕事で『地雷除去の支援』及び『退役軍人の職業訓練』の支援をして来た。驚きの逸材でもある。

 

潅木除去機

 

 

 

 

 

 

 

潅木除去機

この潅木除去機は、運転操作室内にクーラーが付いている優れものである。カンボジアの炎天下の地雷原で作業する過酷な労働条件下、クーラーが付いて快適に作業できるのは、この雨宮清社長のご自慢の潅木除去機だけである。やはり武器ではないのである。

山本賢と潅木除去機山本賢は、大満足。極暑、炎天下のカンボジア地雷原で、クーラーの付いている作業場は、この運転台だけです。 

 

フンセン首相

 

この『潅木除去機』は、Bush-cutter とかBrush-cutterと呼称されており、諸外国の評価も高い。因みにBushとは、『潅木』若しくは『低木』、Brushとは、『やぶ』若しくは『雑木林』と訳す。

潅木除去機

 この世界に冠たる『潅木除去機』は、英語で”Mechanical Minefield Vegetation Cutting Machine”と呼称され、地雷除去機ではないのである。上記の潅木除去機は、日本のODA予算により購入されて、カンボジア地雷除去活動センターに贈呈されたものである。

この潅木除去器材の優れた点は、『アタチメント』を取り外すと地雷除去ができるのである。CMACカンボジア地雷除去活動センター〔CMAC〕に、JICAから派遣された長期専門家としてこの潅木除去機の整備もしたことが多々あった。砲弾や地雷に接触爆発してその破片が油圧ホース等を破損。緊急修理に駆けつけたこともあった。

私は、陸上自衛隊に勤務していたときには、米軍から供与を受けたGMCトラックの整備教育を受けたし、車両の大型免許証もこの車で取得した。自衛隊が使用しなくなり、米国に返納した。米軍は、これを大陸軍に供与した。そしてタイ陸軍が使用しなくなると、これをCMACに供与した。

GMC truck 1

☆ かって陸上自衛隊が装備していた、米陸軍のGMCトラックの故障修理。

GMC truck

☆ 道なき道を走行することが必要不可欠である。雨季の地雷原へ、地雷除去要員の輸送や物資の輸送には、路外走行機能が不可欠である。

図3

☆ 人員物資輸送車が『ぬかるみ』に入ってしまいました。さてどうしましょう。

カンボジアで日本国のODA予算で購入したピック・アップ・トラックや大型トラックは、カンボジアの雨季の地雷原を走行できないが、かつて陸上自衛隊の使用していたGMCトラックは、走行することが出来る。しかしながら、上記の写真ごとく、日常生活のために野営している日本国政府の寄付した幕舎や即席官舎から『地雷除去』現場まで出かけるのが、大変である。

ここで問題で山本賢からの問題です。『何故、自衛隊の装備している、不整地走行することの出来る大型トラックの廃車を、諸外国の地雷原を走行することが出来ないのでしょうか?』

答え。銃架が付いていて、『武器』に指定されているからです。日本ODA予算で買ってカンボジア地雷除去活動センターCMACに供与したピックアップ・トラックは、タイ・カンボジア国境付近の治安の悪い地域では、CMACに派遣されている護衛隊員と共に地雷除去現場に行くことにしていたが、『銃の置き場』がないのが不便で使い勝手が悪い車であった。山本賢と護衛の憲兵隊員単細胞の山本賢にとって『武器』や『兵器』は、『平和構築器材』も『人道支援器材』も同じである。拳銃は、暴力団が持てば『悪』であり、警察官がもてば『善』である。

奇々怪々なるは、陸上自衛隊の『給水トレーラー』は武器であるが、東南アジアで超格安価格で販売されている、右の車輪と左の車輪の『板バネの数の異なる』ソ連軍用トレーラーをかき集めて日本のODA予算で購入し、CMACに寄贈しても、違反ではない。

日本ODA予算で調達した給水トレーラ

 

 

 

 

 

 

不肖山本は、CMACの車両整備員と共にソ連製のトラックや軍用トレーラーの整備を前任者の島田賢太郎さんの申し送りで整備したことがあった。

整備員曰く『露助〔ロシア人〕』は、水トレーラの板ばねの枚数を数えることが出来ないと。きつい冗談である。

水トレーラ

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、わが国と価値観を共有する友好国には、大いに武器輸出するも、わが国と異なった価値観を持つ非友好的行動をとる国に対しては、例え隣国たりとも、武器輸出をしないことが肝要である。

山本賢の裏に位置するは、ソ連製Zilトラック。燃費は、1km走行するのに1リッターの燃料を必要とする。ソ連の軍用車両でもあった。

ソ連製ZILトラック

 

 

 

 

 

 

 

カンボジア地雷除去機活動センターCMACに於いては、古くなった陸上自衛隊もかって使用していた米軍のGMC軍用車両トラックも、ソ連軍の使用していたGAZやZILトラックやポンコッ中古トレーも、活躍しているのである。そして、ポンコツ自衛官の山本賢は、米ソ軍事車両の整備の教育をしているた。

 

覚えておこう『四字熟語』:

 

大同小異  【 だいどうしょうい 】

Almost all the same except on miner points are different. That is substantially the same as hole, but exist on small points.

「大同」 means “ Almost all the same ”

「小異」 means “ Small points are difference ”

※   多少の違いが有るけれども、だいたい同じであり、細かい点に違いがあること。似たり、よったりで、大差のないこと。五十歩百歩。

See  ⇒ 「同工異曲」

 

同工異曲   どうこういきょく 

Appearance and style are different but it’s contents are almost same, that is production methods are different, but no difference in basic contents at all.

「同工」 means “ Appearance and style are the same

「異曲」 means “ Contents are different ”

※   音楽や詩文などで、其の技量や手際が同じでも、味わいや趣が異なること。転じて、見た目は異なるが、内容は、似たり寄ったりで同じである。

 

興味津津   【 きょうみしんしん  

Very interesting story with full of fascination comes out one after another like spring.

「興味」 means “ Interest ”

「津津」 means “ Gush out one after another ”

 面白くて関心がつきないさま。興味が後から、後から次々と出てくる。

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