2014年8月
« 7月   9月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

英語de軍事『四字熟語』 VOL.13

こんにちは、山本です         

山本の似顔絵

 

◎『疑心暗鬼』             

 

2014年7月17日、ウクライナの東部、ロシアの国境付近のドネツクの上空約1万mで、乗客・乗員298人が乗ったマレーシャ航空機Boeing-777〔トリプル・セブンと発音〕が、ソ連製のレーダー誘導型地対空ミサイルSA-11”BUK”によって撃墜された。このマレーシャ航空機は、ウクライナ政府軍Ukraine government forcesの誤射によるものか?ドネスク分離独立・親ソ派ゲリラPro-Russian separatist fighters in eastern Ukraineが、ウクライナ軍から鹵獲したBUKを使用して撃墜したのか?はたまた、プーチン大統領の最も信頼をおく悪名高いKGB:カー・ゲー・べー〔国家保安委員会〕が画策した事件なのか闇の中である。

このニュースをテレビで見て不肖山本は、軍用機が撃墜されている紛争地帯の上空を民間航空機が自由に飛んでいることが、摩訶不思議であった。また、ウクライナ軍は、ソ連製の地対空ミサイル“BUK”を始め防空兵器を装備しており、一方、親ソ派の『ドネスク分離独立軍』は、ウクライナ軍の航空機を複数機回撃墜していた。それにもかかわらず、無防備の民間機の立ち入り制限をしないとは、空域を管理する国家としての能力が無いとして『ウクライナ政府の責任だ』とするプーチン大統領の『ウクライナ政府無能力論』は、もっともであるとも思った。ひょっとして、『親ソ反政府ゲリラ軍に対する国際世論を高めるために、あえて親ソゲリラ軍に民間機を撃墜させる下心があった』というふうに感じた。何やら、日本に真珠湾奇襲攻撃等をさせて国際世論を味方にした、ルーズベルト大統領事例のようでもある。これを『疑心暗鬼』と言う。

Time(2004.8.4)誌によると、Northrop Gruman という巨大軍用航空機メーカの民需品開発事例として、『フレア』と『チャフ』の事例が出ていた。お値段も1.5百万$とあった。航空会社の危機管理能力が問われる時代と相いなった。

Flarres : Ejected from the plane, they burn and create heat to divert a heat-seeking missile from the aire craft.

Chaff : Foil strips ejected from the airplane, present a radar guided missile with multiple targets designed to divert

…続きを読む