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英語de軍事『四字熟語』 VOL.07

こんにちは、山本です         

山本の似顔絵

 

 

◎『宋襄之仁』と『日本国憲法』                      

 

不肖山本の好きな『四字熟語』の一つに、『宋襄之仁』と言う用語がある。なにやら、この『四字熟語』、世界にたぐい類まれなる、崇高な理念が満載の日本国『平和憲法』の ― 前文 ― と類似している。

『宋襄之仁』とは、「無用な情けを他人にかけること」。とか「愚かなる情けの例え」と市販されている四字熟語辞典に書かれている。「君子たる者、人の困難には、付け入らないものだ」とも加筆併記されている。更に、『宋襄之仁』の解説書付きの『四字熟語』ものもある。

中国の春秋戦国時代、『楚』と『宋』の戦いが、再び開始された・・・・・・・・・

楚・宋両国の国境線沿いの川に於いて、楚軍が越境して宋国に怒涛の如く進軍して来た。自ら防衛の第一線で指揮を執り、防衛の任に当たった宋国の襄公に対して、宋軍の軍師「目夷(もくい)」が進言した。『敵は、多勢で、こちらは無勢。敵が河を渡りきらない内に、半渡河の状態で、攻撃すべきです』と。

宋の襄公は、わが国は『専守防衛』を旨とし、敵の半数が敵の国土にいる状態での攻撃は、許されないとして、攻撃しなかった。『敵の渡河部隊が川を渡りきるまで、待て!』と。

更に、楚軍が渡河を終えて、わが領土内に入った直後、敵の攻撃準備態勢未完段階を捕らえて、敵を攻撃すべきであると、軍師『目夷』は、宋の襄公に再度進言した。「敵の攻撃準備態勢未完の今、攻撃すべきです」と。

襄公は、軍師「目夷」に言った『攻撃は、敵が軍陣を整え終わるまで待て』と。敵の攻撃準備未完に乗じて、攻撃することを許さなかった。襄公曰く『君子たる者、敵の弱みに付け込むという「セコイ」戦術は、行うべきではない」と。君子たるもの、『正々堂々』と敵と戦うべきだと。

つまり楚軍の戦闘態勢が整のうのを待って、敵が『堂堂之陣』を組んでから、我が楚軍は、『正々堂々』と戦いに挑んだのである。しかしながら、楚軍は、多勢に無勢、ころりと負けてしまった。その上、襄公は、股をも負傷した。そして、『宋襄之仁』と言う「四字熟語」が生まれた。そして日本の国民までも知るところとなり、その精神は、現在まで残った。

なにやら、『専守防衛』を国是とする日本国平和憲法の戦争放棄を暗示しているような気がしてならない。つまり、日本国が戦いに破れ、無くなり、『専守防衛』とか『平和憲法』と言う『四字熟語』が後世に残ることになるのでは、ないかと小心者の山本は、心配しているのである。

 

不肖山本がかつてJICAの長期専門家として勤務していたカンボディアの国家機関であるCMAC【カンボディア地雷除去活動センター】のケムソファン長官室には、「カンボディア国王」と「王妃」の写真とともに『小渕総理』(下記)の大きな写真が掲げられていた。この写真、「フンセン首相もお気に入りの写真でもある」。

昨年、カンボディアで地雷国際会議が開催された折、JMAS【日本地雷除去を支援する会】の展示ブースにフンセン首相が視察に来られた。この時、渡邉現地代表に対して『俺(フンセン首相)と小渕総理とケムソファン陸軍中将」の写真が、展示されていない!・・・・』と少々不満を漏らした写真でもある。【下記写真参照】

 

 

 

 

今回は、かつてのCMACに見学や研修に来た外国人や日本人方々に対して、この写真をベースに、『CMACの概況』のブリーフィングを実施した際に利用した『パワーポイントの資料』を添付致しました。

  

英文パワーポイント・説明資料。

 

            

 

日本語パワーポイント説明資料

地雷ゼロをめざして日本の国際貢献

Prime minister Funsen and Prime minister Obuch and Director General of CMAC Khem Sophom.

The Japanese Constitution says in its preamble “We recognize that all people of the

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